もはや「マネー資本主義」(NHKスペシャル)は止まらない???。
世界的にも日本でも「景気底打ち」が宣伝されている。一部で心配されていた資本主義の崩壊には至らず踏みとどまった。これからは上昇していくばかりだ。というわけで世界や日本の株価も上昇し始めている。
そうした中で原油価格が再び上昇し始めている。25日のニューヨーク市場では終値で1バレル70.23ドルをつけた(6/26/NIKKEI NET)。「景気底打ち」から上昇を見越して「マネー」が動いていることは明らかだろう。
昨年のバブル崩壊前、原油価格がとんとん拍子で上がっていく頃、1バレル70ドル台を記録した時には大騒ぎしたものだが、100ドルを大幅に突破するという経験をした今、この程度では騒ぎにもならない。
しかし「トラック用の軽油や、工場・漁船に使うA重油、発電用のC重油など産業用燃料の業者間取引(スポット)価格がじわり反発に転じ」「3月から上昇基調が続いており、軽油や重油は直近の底値から2~6割上昇」したのだという(6/27/NIKKEI NET)。「景気低迷で収益が悪化している企業や運送会社、漁業関係者にはコスト増の重し」になっているのだという(NIKKEI 前同)。
利潤の追求と獲得が原動力となって社会が発展し、身近な生活が豊かになっていく。格差はあっても歴史的にはそうなってきた。しかし“究極”の利潤追求・獲得社会である「マネー資本主義」(NHKスペシャル)は利潤を追求・獲得しつつ、社会を崩壊へと導いていく。それが「マネー資本主義」である以上、その連鎖は断ち切れないのではないか???。(2009/6/27/No.154)
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